令和7年度新任式および1学期始業式について

<新任式>

桜の花びらが舞い、暖かい春の日差しに包まれながら、在校生たちが新学年のスタートをきりました。

新任式では、本年度より板倉高校に着任された先生方が紹介されました。小泉事務長から「この春から4名の先生が『チーム板倉』に加わります。皆さんの進路実現に向け精一杯お手伝いをさせていただきますのでよろしくお願いします。」という挨拶をいただきました。 

<始業式>

始業式では校長先生の式辞の中に、 

「世界は今、めまぐるしい変化が続いています。森林火災や大地震などの自然災害、紛争、相互関税の政策による混乱などです。変化の激しい時代に、これから社会で活躍するために、「自ら学ぶ力を高める」、「どう生きるかを考える」、「健康に生きる」という3つのことが重要になる」というお話がありました。また、自ら学ぶ力を高めるという話の中では、戦国時代の剣豪、塚原卜伝(つかはらぼくでん)が残した一首、「武士(もののふ)の いかに心の猛(たけ)くとも 知らぬことには不覚あるべし」が紹介されました。これの意味は、武士は勇気があって物事に屈しない心をもつべきだが、知識のないところには油断があると戒めており、強さだけでなく知恵も兼ね備えるためには、事前の準備や情報収集、そして状況分析が大切であるとのことでした。 

 さて、令和7年度1学期が始まりました。学校生活を通じて激動の時代を生き抜く強さを追求しながらも、他を重んじる優しさをもち、個性に磨きをかけてほしいと願います。